紙のくしゃくしゃを直す!まっすぐにする方法を解説します

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ライフ

プリントや書類、応募用紙がしわしわになってしまったことはありませんか?重要な文書がそうなると、かなり手間がかかるものです。

「紙のシワを何とか伸ばせたら…」と思ったことがある方も多いはずです。実は、シワを手軽に伸ばす方法が存在します。

ここで、手軽に紙のくしゃくしゃを直す方法、まっすぐにする方法をお伝えします。

紹介する方法を使えば、完全には無理でも、十分にシワを目立たなくすることが可能です。

ぜひ試してみてください。

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紙のくしゃくしゃを直すテクニック【厳選4方法】

一度シワがついた紙は、新品の状態に戻すのが難しいですが、それをかなり改善する方法がいくつかあります。

紙のくしゃくしゃを時間をかけて少しずつ元に戻す方法や、速攻で綺麗に直す方法を紹介するので、お好みに合わせて試してみてください。

重石(おもし)を利用したまっすぐにする方法

まずお勧めするのは、重石を使ってシワを伸ばす方法です。

※おもしは実際の石ではなく、重いものであればOKです。辞書など平でまっすぐ、重いものであればOKです。

これは最も基本的な手法で、時間はかかりますが、紙へのダメージを最小限に抑えることができます。

紙を破損することなくシワを取りたい場合に適しています。

【準備するもの】

・板や雑誌など平らなもの×2
・重石(安定した重みのあるもの)
・(可能なら)霧吹き

●手順

しわの入った紙を板や雑誌で挟み、 その上から重石を置き、重みが均等になるようにします。

例えば、水を入れたペットボトルを横にして配置すると良いでしょう。 一晩から数日間放置します。

取り出してシワが伸びているか確認し、不十分なら霧吹きで紙を湿らせて再度同じ手順を繰り返します。

アイロンによる瞬間的なシワ伸ばし

次に、アイロンを使ったシワ伸ばし方法です。

一見驚くかもしれませんが、これは紙を扱う際の一般的な方法です。

紙は布に比べて熱に強いため、適度に熱を加えることでシワを取ることができます。

急ぎでシワを取りたいときに特に効果的です。

【準備するもの】

・アイロン
・コピー用紙や薄手の布

●手順

アイロンを低から中温に設定し、しわくちゃになった紙を素早くアイロンで熱します。

紙が汚れるのを防ぐために、コピー用紙や布で挟んでからアイロンをかけると安全です。

状況を見ながら何度か繰り返し、シワが伸びれば完了です。

湿気を利用したアイロンシワ伸ばし

アイロンを使用するもう一つの方法は、紙をわずかに濡らしてから熱を加える手法です。

特に深いシワがある場合に効果的です。

紙を適度に湿らせるだけで、水浸しにする必要はありません。これにより、紙のダメージを最小限に抑えることができます。

【用意するもの】

・アイロン
・濡れタオル(絞ったもの)、または霧吹き
・薄手の布、例えばガーゼやハンカチ

●手順

アイロンを低〜中温に設定し、しわくちゃの紙に絞った濡れタオルを置いて軽く湿らせるか、霧吹きで水分を吹きかけます。

その後、ガーゼやハンカチを挟んで、アイロンをゆっくりとかけていきます。

始めは紙の裏側からアイロンをかけるのがおすすめです。これらを何度か様子をみながら繰り返して、シワが取れたら完了です。

表と裏の両面からアイロンをかけるとより効果的です。

冷凍法によるシワ取り

紙が雨や湿気で濡れてしまい、気付かないうちにシワになってしまうことがあります。

大きな紙には不向きですが、メモ帳やノートなどの小さな紙は冷凍庫で元に戻すことができます。

【用意するもの】

・ジッパー付き袋
・霧吹き

●手順

濡れてしわくちゃになった紙をジッパー付き袋に入れます(袋の口は閉じなくても構いません)。

紙を縦にして冷凍庫に入れ、24時間から48時間置きます。

冷凍庫から紙を取り出した後、紙が波打ってしまっている場合は、先に紹介した重石を用いた方法で平らにします。

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紙のシワ取り時の注意事項

紙のシワを取る際に役立つ方法は多々存在しますが、作業中に気を付けるべき点もいくつかあります。

主な注意点は以下の通りです。

・デリケートな薄い紙は特に注意が必要
・紙を濡らす時はインクの種類や紙質に留意する
・ドライヤーの使用は控える
・アイロン使用時にはスチーム機能は避ける
・アイロンは過度に使用しない

これらのポイントはシワ伸ばし作業において重要です。

以下でそれぞれについて詳しく説明します。

デリケートな薄い紙の取り扱いに注意

書道用の半紙や薄紙、感熱紙を使用したレシートやATM明細書など、特にデリケートな紙は、アイロンや冷凍庫での処理が逆効果になることがあります。

「感熱紙」の場合、熱を加えると黒く変色する恐れがあるため(そうやって印字しているため)、シワを取る方法を選ぶ際は、その紙の種類と特性を事前に確認することが大切です。

濡らす際はインクと紙質に注意

書き込み済みの紙をシワ取りしたい場合は、ペンのインクが水に強いかどうかを確認する必要があります。

水性インクで書かれた文字は濡れると滲むため、アイロンや重石で伸ばす前に濡らす場合は特に注意が必要です。

また、塗料を使用したポスターやコーティングされた紙は、アイロンの熱で溶けたり変色する恐れがあります。

これらの紙を扱う際は、裏側から当て布をしてアイロンをかけるのが適切です。

ドライヤーの使用は控える

濡れた紙を早く乾かすためにドライヤーを使うことも考えられますが、これは推奨されません。

ドライヤーは紙に直接強い熱と風を当てるため、紙が不均一に乾燥し波打つ可能性があります。これでは本末転倒です。

シワ取りの際は、自然乾燥を優先し、ドライヤーは使わないようにしましょう。

スチームを使用せずアイロンでシワを伸ばす

アイロンでのシワ取り時、スチーム機能の利用を考えがちですが、これは避けるべきです。

スチームは紙を均一に濡らすのではなく、局部的に濡れすぎたり、紙が波打つ原因になることがあります。

アイロンを使用する際は、紙を軽く湿らせてから、直接熱を加えずにゆっくりと進めるのが理想的です。

アイロンの使用は適度に

アイロンでの熱処理は効果的ですが、過度な使用は避けるべきです。

長時間の熱加減は紙の変色や焦げるリスクを高めます。

紙が目に見えて伸び始めたら、そこで加熱を止めるのが最善です。

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お札のシワを取る方法はあるのか?

紙には様々な種類が存在します。

一般的によく使われるコピー用紙の他に、模造紙や厚紙などがあります。

中でも、特にシワを取りたいと思われがちなのが「紙幣」(お札)です。

特別な日に新券を用意するのを忘れた時、手持ちのお札をきれいにしたいと考える人は少なくありません。

まず、多くの紙は一般的な方法でシワを取ることが可能です。

そのため、お札のシワも同様に取ることができますが、「お札にアイロンは使いたくない」という場合は、軽く湿らせてから重い本や板で挟むとシワを取ることができます。

※ホログラムがある場所はアイロンNGですよ。

紙のくしゃくしゃを直す!まっすぐにする方法:まとめ

紙のくしゃくしゃを直す方法としてもっともリスクが低い方法は、重石を使う方法です。

アイロンを使用する場合は、シワの深さに応じて方法を変える必要があります。また、水性インクが使われている紙や薄い紙は、濡らす際に特に注意が必要です。

※アイロンのスチーム機能の使用はNGです。

アイロンを使いすぎると紙が損傷する恐れがあるので注意が必要です。

また、ドライヤーではシワを取ることはできません。紙を濡らした場合むしろ逆効果でしわくちゃになります。

紙の種類によってはシワが完全には取れない場合もあるので、あくまでくしゃくしゃを直す方法は「できたらいいな」くらいの期待でいるのがよいですよ。

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