塩麹唐揚げが焦げない方法：適切な使用量、おすすめレシピも紹介

塩麹は手軽に美味しい料理を作ることができる調味料です。

麹の持つ酵素が生活する上で大いに役立つとされ、日々の食生活に取り入れる価値は大いにあります。

私の実家でも塩麹をよく使用しており、現在、その影響もあり我が家でも重宝する調味料として欠かせません。

とはいえ

「塩麹唐揚げが焦げない方法、焦げにくい方法をしりたい」
「そもそも塩麹の使い方がよくわからない」
「どれくらい入れたらいいのかが不安」

と感じる方もいるかもしれません。

しかし、塩麹の使用方法や適量は非常に簡単です！

この記事を通じて、もっと気軽に塩麹を活用できるようになることでしょう。

さらに、塩麹を使った唐揚げを作ってみたが焦げてしまったという経験をお持ちの方へ、焦げにくくするためのテクニックをお教えします。

ぜひ試してみたいレシピも紹介していますので、参考にしてみてください。

塩麹の使用量の目安と活用時のポイント
塩麹を使った唐揚げが焦げない方法
塩麹を活用したバラエティ豊かな料理レシピ
まとめ

塩麹の使用量の目安と活用時のポイント

塩麹を使用する際は、対象の食材の総重量の10%を目安に加えることが一般的です。

例えば、100gの肉には10g、50gの魚の切り身には5gの塩麹を使用します。野菜に対しても同じ比率で適用可能です。

塩を使うレシピを塩麹に変更する場合、塩の使用量の2倍の塩麹を使うと覚えておくと良いでしょう。

例として、小さじ1の塩を使用するネギ塩ダレを作る際には、塩麹では小さじ2が適量です。

塩麹を使った場合の塩分濃度は、使用する塩麹の種類によって異なりますが、塩と比較して半分以下になることが多いです。

そのため、塩麹を塩の2倍使っても、旨味が増し、塩分は抑えられた料理を作ることが可能です。

これらのポイントを押さえることで、様々な料理に応用できるようになりますが、いくつか注意するべき点があります。

・肉や魚を調理する際は、塩麹で漬け込んでから加熱するとよい
・デンプン質が多い食材には生の塩麹を使用すると不向き

加熱すると麹の酵素が失われますので、麹の健康効果を得るためにも、調理前に漬け込む時間を確保しましょう。

逆にデンプン質の食材は、塩麹の酵素により分解されてしまうため、生で長時間放置すると質が変わる可能性があります。

例えば、肉じゃがのように加熱する料理には問題ありませんが、塩麹を生で使っておにぎりを作るのは避けた方が良いでしょう。

塩麹を使った唐揚げが焦げない方法

塩麹に含まれるプロテアーゼという酵素が肉のタンパク質を分解するため、塩麹を使用すると肉が柔らかくなります。

特に、塩麹で作る唐揚げはおすすめの料理です。

しかし、麹の糖分が加熱されるとカラメル化しやすく、これが原因で塩麹を使った唐揚げが焦げてしまうことがあります。

これは、塩や醤油で調理する唐揚げと比較しても、技術的に難しい場合があると感じる人もいるかもしれません。

塩麹の唐揚げが焦げない方法、焦げを防ぐためのポイントは以下の通りです。

・160℃の低温でゆっくりと揚げる
・漬け込んだ肉から麹をできるだけ取り除いてから揚げる

とはいえ、麹を取り除く作業は手間がかかると感じる方も多いかもしれません。

私自身も手間を避けたい、めんどくさいが勝つタイプなので、市販の液体塩麹を利用しています。

液体塩麹は粒の塩麹と同じ量で使えるため、非常に便利です。

手作りの塩麹を使いたいという場合は、その繊細な料理へのこだわりに敬意を表し、唐揚げを揚げる前に麹を丁寧に取り除く手間を惜しまないでください。

塩麹を活用したバラエティ豊かな料理レシピ

単に肉や魚を塩麹で漬け込んで焼くだけでも十分おいしいですが、今回は焼く以外の方法で塩麹を使った料理を2つ紹介します。

●シンプル塩麹ドレッシング

塩麹は加熱せずにそのまま使用することが可能です。

特に生で使用すると、麹の酵素を活かすことができます。

【材料】
塩麹：大さじ2
エキストラバージンオリーブオイルまたはごま油：大さじ3～4
酢：大さじ2 粗挽き黒こしょう：少々

【作り方】
油は基本ですが、オリーブオイルやごま油を選ぶことで、さまざまな風味を楽しむことができます。

・すべての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
・お好みに応じて各材料の量を調整してください。

以上！

とても簡単です。

●豚バラと白菜の層煮込み

【材料】
豚バラスライス：400g
白菜：1/2個塩麹：40g〜60g
日本酒：大さじ3
粗挽き黒こしょう：適量

・豚バラスライスを塩麹40gでまぶし、30分間置く。
・白菜の葉に豚バラスライスを挟み込む。
・切ったものを鍋に入れ、一口大に切る。
・日本酒を鍋に回し入れ、蓋をして白菜が柔らかくなるまで煮込む。
・味をみて、必要であれば更に塩麹20gを追加して調整する。
・盛り付け時に粗挽き黒こしょうをお好みで加える。

塩麹を少なめにして優しい味わいにすることもできます。

これは手軽にできて、焦げることのないおすすめのレシピです。