日常で食べる
・きな粉パン
・きな粉餅
などを作るとき、きな粉と砂糖の混ぜ方や、きな粉に混ぜる砂糖に迷ったことはありませんか？
実は、砂糖に関しては、どの砂糖を使っても問題ありませんが、異なる砂糖を選ぶことで味わいに変化を加えることができます。
この記事では、きな粉と砂糖の混ぜ方、きな粉に加える砂糖の種類による風味の違い、おすすめの砂糖の比率、保存方法について解説しています。
さらに、市販されている砂糖入りきな粉の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
きな粉と砂糖の混ぜ方：均一に混ぜるためのコツ
きな粉と砂糖を混ぜ方のコツは、ビニール袋を活用するのが便利です。
きな粉と砂糖をビニール袋に入れ、振ることで簡単に均一に混ざります。
特に上白糖はわずかに湿り気を含むため、きな粉と良く絡みますが、粒子の粗いグラニュー糖は混ざりにくいです。
しかし、ビニール袋を使えば、この問題も解決できます。
もし少量のみを混ぜる場合は、ボウルでの混合も適しています。
その際、きな粉や砂糖がダマにならないように、麺棒で潰しながら均等に混ぜ合わせると良いでしょう。
また、ドライシェーカー（蓋のしまるビンでもOKです）を使うのも手です。
きな粉と砂糖を入れ、蓋をして強く振ります。
この方法は、ビニール袋を振る方法と似ていますが、より密封された環境で効率的に混ぜることができます。
シェーカーの内部できな粉と砂糖が激しく混ざり合うため、短時間で均一に仕上がります。
きな粉と砂糖の理想的な配合比とは？
甘さを控えたい方は砂糖の量を少なくし、甘党の方は多めに加えることで自分好みの味わいにできます。
また、きな粉と砂糖を混ぜ合わせる際は、少量の塩を加えることをお勧めします。
塩は味のバランスを整え、より豊かな風味を引き出します。
どの砂糖を選ぶ？きな粉の風味が変わる理由
きな粉と組み合わせる砂糖によって、その風味や味わいは異なります。
通常、精製された上白糖が使用されることが多いですが、他の砂糖を使っても構いません。例えば、きび砂糖は濃厚な甘みが特徴で、黒糖を使うとほろ苦さが加わります。
一方、グラニュー糖は粒が大きく、湿気を吸いやすいため、きな粉との混合が難しいことがあります。
使用する場合は新鮮なものを選び、可能であれば事前に粉砕しておくとより混ざりやすくなります。
また、砂糖をそのまま使うと、食感に変化が出て面白いですよ。
味の好みは人それぞれなので、いろいろ試して自分に合った砂糖を見つけてみてください。
砂糖が入ったきな粉の保管方法
市販されている製品には冷蔵が必要なものもありますが、適切に保管すれば冷蔵しなくても問題ありません。
自家製の場合、開封後は1週間以内に使い切ることをお勧めします。
無添加のきな粉自体は1～2ヶ月持つことが多いですが、砂糖を混ぜた場合、空気に触れやすくなり、また混合時の衛生状態にも左右されるため、保存期間が短くなりがちです。
注意すべき点として、以下のケースがあります
・手で直接きな粉を扱った場合
・お餅や団子を直接きな粉に入れた場合
これらの状況では、水分によりきな粉が固まるリスクや、手の菌が繁殖してきな粉が傷む恐れがあります。
手が直接触れたきな粉は、その日のうちに食べきることが望ましいです。
また、砂糖入りのきな粉は混ぜるだけで簡単に完成するため、使用する分だけを都度調理することがおすすめです。
市販されているきな粉には砂糖が含まれているのか？
通常、きな粉はプレーンタイプが一般的ですが、近年では甘味を加えた砂糖入りのきな粉も市場に出回っています。
これらは「砂糖入りきな粉」や「味付ききな粉」として販売されています。
この砂糖入りきな粉は、きな粉餅だけでなく、料理やお菓子作りなど多岐にわたる用途で使われることが想定されています。
そのため、取り扱いがある店舗とない店舗があります。
もし確実に購入したい場合は、オンラインショップ、例えば楽天やAmazonでの取り扱いもありますが、ここでは金額によっては送料がかかる場合があります。
また、物理店舗では、スーパーの乾物コーナーや粉物コーナーで見つかることが多いので、買い物の際に探してみると良いでしょう。
まとめ
きな粉と砂糖の混ぜ方は、お好みの甘さに調整しながら、混ざりやすくするための工夫が必要です。
これにより、簡単かつ効率的にきれいに混ざります。少量であればボウルと麺棒を使って、ダマができないように丁寧に混ぜる方法もあります。
また、一般的な比率は2：1ですが、この比率は好みに応じて変更可能です。
特にグラニュー糖の場合、そのまま使用すると混ざりにくいため、事前に粉砕しておくことが効果的です。
砂糖ときな粉の組み合わせを楽しみながら、自分だけの最適な配合を見つけてみてください。
