環境に配慮し、ジップロックの一回使い捨てに、もったいないと罪悪感を覚えている方もいると思います。
コスト効率も考慮した代用品のご紹介をしていきます。
複数ご紹介しますが、まず、「アイラップ」をご提案します。
ポリエチレン製で耐熱・耐冷性に優れているこの製品は、使い捨てに適しており、その用途は非常に広いです。
この記事ではアイラップの特性、活用法、魅力を詳しく解説し、他の代替品と比較します。
ジップロックを使う時、代用品を使う時、など使い分けを検討してみてはいかがでしょうか。
ジップロックがもったいないと思う時の代用品「アイラップ」
岩谷マテリアル株式会社から発売されているアイラップは、外見こそ普通のポリ袋と同じですが、食品の保管にも使用できる多機能性を持ちます。
・食品の保存に適しており、冷凍または冷蔵での保存が可能
・電子レンジでの加熱が可能
・熱湯を使用した調理が可能
・高い防湿性を有する
・使いやすい広がりのあるマチ付きデザイン
アイラップは、耐熱性(最大120℃)と耐冷性(最低-30℃)を兼ね備え、冷凍された食品を電子レンジで直接解凍したり、熱湯で調理することが可能です。
市場に出回っている他のポリ袋と比較して、電子レンジや熱湯での使用ができないものが多い中、アイラップは価格も手頃で60枚入りが約150円、1枚あたり約2.5円と非常に経済的です。
これにより、無駄を気にせず、心置きなく使用できます。
ジップロックがもったいないと思う用途で使う耐用品として最適といえます。
アイラップ活用法:家庭での簡単サラダチキン作り
面白い使い方としてアイラップを利用して自宅でサラダチキンを作る方法をご紹介します。
最初に、鶏胸肉を塩や砂糖でしっかりと味をつけ、その後アイラップで包みます。
その状態で、耐熱皿を使って沸騰したお湯で茹でるというステップを経ます。
火を止めてからは蓋をして1時間放置するだけで、ジューシーで美味しいサラダチキンが完成します。
アイラップの密封性が高く、調理中にお湯が汚れることもなかったので、非常に便利といえますね。
アイラップの多様な活用方法
アイラップは、煮る、茹でるだけでなく、さまざまな料理活動に役立ちます。
以下はアイラップを使った具体的な例です。
・食材の混合
ハンバーグや餃子の具をアイラップの中で混ぜることができます。
これにより、手や調理器具を汚さずに済み、後片付けも簡単になります。
・電子レンジでの野菜加熱
ブロッコリーやキャベツをカットし、アイラップで包んで電子レンジで加熱すれば、簡単に温野菜が作れます。
また、煮物やカレーに使う野菜を事前に加熱しておくことで、全体の調理時間が短縮されます。
食品の保存 食べ残した野菜をカットしてアイラップで包み、冷蔵または冷凍保存すると便利です。これにより、再利用時に野菜をカットする手間を省くことができます。
・災害時の食料調理
お米1カップと水1.5カップをアイラップに入れ、空気を抜いて封をし、沸騰したお湯で30分加熱するとご飯が炊けます。
この方法は災害時にも活用できるため、非常に便利です。
アイラップ使用時の注意点
アイラップは日常生活で大変便利な多機能ポリ袋ですが、安全に活用するために覚えておくべきポイントがいくつかあります。
・袋の口は完全には閉じず、少し空けておくこと
・加熱する際は耐熱皿に置いて行う
・鍋の底に耐熱皿を敷くこと
・袋が鍋の壁に触れないようにする
電子レンジを使う際、袋を密閉すると内部の蒸気が逃げ場を失い、袋が破れる危険があります。
特に油分を多く含む食品を加熱する場合は、火傷の危険を避けるためにも注意が必要です。
湯煎の際は、鍋底の温度が100℃を超えることがあるため、袋が直接鍋底に触れると損傷の恐れがあります。
そのため、必ず耐熱皿を使用して加熱してください。
アイラップの入手方法と取扱店舗
アイラップは特に新潟や山形、富山、石川、福井などで人気があり、これらの地域の多くの店舗で扱われています。
全国的には
コメリ
サミット(島忠ホームズ)
ジャスコ(いなげや)
スーパーマーケット ライフ
ドン・キホーテ
ビバホーム
ヤオコー
ヤマダ電機
ロフト(LOFT)
東急ハンズ
などのホームセンターやスーパーで購入可能ですが、店舗によっては在庫がないこともあります。
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もし近場で見つからない場合は、オンラインショップでの購入も検討してみてください。
その他・ジップロックの低コスト代用品のご紹介
ジップロックは日常生活において非常に便利ですが、ちょっとした用途で使うともったいないと考えるものです。
一度しか使えないことからコストが積み重なることが問題です。
そこで、ジップロックの代わりとなり得る経済的で実用的な選択肢をいくつか提案します。
●食品用ラップ
食品用ラップは食材との密着性が高く、空気を遮断して冷凍保存に適しています。
また、ラップを使用すれば電子レンジでの解凍も問題なく行え、食材の鮮度を維持しながら便利に使えるため、日々の料理に役立ちます。
●アルミホイル
アルミホイルも優れた代替品です。
アルミホイルで食材を包むことで、冷凍時の空気の侵入を防ぎ、長期間にわたって食材の鮮度を保つことが可能です。
ただし、アルミホイルは電子レンジには適していませんので、使用時には取り除く必要があります。
ラップとアルミホイルを併用することで、解凍が更に手軽になります。
●無印良品の湯せん対応ポリエチレン袋
無印良品からは湯せん調理にも使えるポリエチレン袋が販売されています。
これらは冷凍保存にも適しており、厚手の素材で作られています。
40枚入りで99円と非常に経済的であり、取り出しにくさがあるものの、その実用性でカバーできるでしょう。
●ニトリのフリーザーバッグ
ニトリのフリーザーバッグは、デザインのバリエーションが豊富で、さまざまなサイズが用意されています。
これらは冷凍保存に適していますが、湯煎には使用できません。
まとめ
特にアイラップのような製品は、使いやすさとコストのバランスが取れているため、一度試す価値は大いにあります。
節約と便利さを両立させたい場合には、ジップロックを使う時、代用品を使う時、など使い分けを検討してみてはいかがでしょうか。