ボールペンを洗濯してしまった!インク汚れは激落ちくんで落ちる?

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ライフ

洗濯物と一緒に万年筆やボールペンが入っていて、インクが漏れ出すと困りますよね。

インクのシミを消す方法として、激落ちくんが有効と言われていますが、すべてのインクが綺麗に落ちるわけではありません。

今回は、ボールペンを洗濯してしまった時の汚れは激落ちくんで落ちるのか、また使う際の注意点と、取れにくいインクのシミ、そして他のアイテムを使った汚れ落としの方法についてご紹介します。

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ボールペンを洗濯してしまった!インク汚れは激落ちくんでどこまで落とせる?

激落ちくんと聞いて多くの人がメラミンスポンジを連想するかもしれませんが、今回はレックから発売されている水の激落ちくんとセスキの激落ちくんを使います。

ボールペンを洗濯してしまった場合のインク汚れには液体タイプを使います。

これらはどちらもアルカリ電解水を基本成分としており、アルカリ性とイオンの力で効果的に汚れを分解します。

特にセスキの激落ちくんには、セスキ炭酸ソーダを加えることでさらに強力な洗浄効果があります。これにより、ボールペンのインクを含む頑固な油性汚れにも対応可能です。

激落ちくんの活用法

レックの公式動画には具体的な使用方法が示されています。

また、セスキの激落ちくんを使った襟の汚れ除去方法が紹介されているのですが、これをボールペンのインク汚れにも適用できます。

使用方法は以下の通りです。

・汚れている部分に直接スプレーする。
・約5分間放置した後、通常通り洗濯機で洗う。

この簡単な二段階でインク汚れへの対応が可能です。

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ボールペンで汚れたインクのシミ取り前に確認すべき、インクのタイプ

衣服にできたシミにはさまざまな種類があります。

・水溶性のシミ
・油溶性のシミ
・墨や泥のような不溶性シミ

これらのシミは、水溶性のものから不溶性のものへと、取り除く難易度が高くなっていきます。

ボールペンのインクには、水性と油性のタイプが存在します。水性インクであれば、通常の方法で比較的容易に取り除ける可能性があります。

しかし、油性インクのシミは異なります。

セスキや水の激落ちくんは油性の汚れに強いとされていますが、衣服に染み込んだ油性インクは繊維の奥まで浸透しているため、完全には取れないことも覚悟する必要があります。

洗濯によりシミが薄くなる可能性はありますが、完全な除去を期待するのは避けましょう。

油性インク汚れの効果的な落とし方

ボールペンの中でも油性インクは水をはじく性質があり、通常の洗濯や水洗いでは落ちにくいです。

そこで激落ちくん以外のアイテムを使って以下の方法で効果的に汚れに対処しましょう。

エタノールを使った汚れの除去

油性インクのシミは、消毒用エタノールで取り除くことができます。

シミがついた部分の裏側にあて布を置き、インクが他に移らないように注意しながら、エタノールをたっぷりと塗布します。

エタノールがインクを浮かせるのを待ち、汚れが移りにくい布で叩きながらシミを除去します。

除光液を利用したクリーニング

除光液も油性インクの除去に有効です。

この方法では、エタノールを使う際と同様にあて布を使用します。除光液をシミに塗り、布や歯ブラシで優しく叩き洗いすることでインクを落とします。

ただし、除光液は色落ちを引き起こす可能性があるため、使用前に目立たない部分でテストすることが重要です。

クレンジングオイルでの洗浄法

クレンジングオイルは、油性メイクを落とすのに用いられるアイテムで、油性インク汚れにも効果的です。

エタノールや除光液と異なり、汚れに対してより長く作用し、インクを浮かせやすくします。

使用方法は他の液体と同様で、あて布をしてからクレンジングオイルを適用し、布や歯ブラシで軽く叩くようにして汚れを取り除きます。

擦りすぎるとインクが繊維に深く入り込み、除去が難しくなるため注意が必要です。

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激落ちくんの汚れ落としの秘密とは?衣服への影響についても解説

激落ちくんがなぜ効果的に汚れを落とすのか、そのメカニズムを見ていきましょう。

レックの製品である水の激落ちくんとセスキの激落ちくんには、以下のような特徴があります。

・離脱作用:磁石が同極同士で反発する現象を利用し、汚れを反発させます。
・浸透作用:洗浄対象の表面と汚れの間に入り込み、汚れを浮かせます。
・乳化・分散作用:油性の汚れを水に分散させやすくします。
・セスキ炭酸ソーダの作用:汚れを分解し、効果的に浮かせることで除去します。

これらの複合的な作用により、激落ちくんは多くの汚れを効果的に落とすことができるのです。

激落ちくん使用時の色落ちや生地ダメージの心配事

洗濯物にシミがついた際には、シミを落とすだけでなく、衣服自体を傷めないことも重要です。

激落ちくんの使用で色落ちが心配されることがありますが、漂白剤や蛍光剤が含まれていないため、色落ちのリスクは低いです。

これらの成分が衣服の色を変える主要因であるため、激落ちくんなら気にする必要なく使用できます。

一方で、生地へのダメージについては、激落ちくんが高いアルカリ性を持つことから注意が必要です。

特にウールやシルクなどアルカリに弱い素材は、長時間の浸漬が原因で生地が傷むことがあります。

ただし、使用後はすぐに洗い流すことで、大きなダメージを防ぐことが可能です。

スプレー後5分以内に処理を行うことで、生地を保護しつつ汚れを効果的に落とすことができますので、適切な使用方法を心がけましょう。

激落ちくんが効かない場合の選択肢、アタックプロEXせっけんの効果

「アタックプロEXせっけん」は、花王が市場に投入している洗濯製品で、特に衣服のシミ取りにおいて高評価を受けています。

この製品は、泥やその他の不溶性汚れに対する洗浄力が非常に強いことで知られており、アタックブランドの中でも最高の性能を持つとされています。

この石鹸は、繊維の深部に入り込んだ頑固な汚れも根こそぎ取り除くことができます。

特に、付属のかき出しブラシを使用することで、さらに効果的に汚れを掻き出しながら洗浄することが可能です。激落ちくんや、上記の代替案で満足できなかった場合には、是非一度試してみる価値があります。

ボールペンを洗濯してしまったインク汚れ、激落ちくんで:まとめ

激落ちくん、特に水の激落ちくんやセスキの激落ちくんは油性の汚れに対して強い洗浄力を誇りますが、ボールペンを洗濯してしまった時に衣服についたインクのような汚れはなかなか手強いものです。

実際にボールペンで汚れた服に試すことは有効ですが、予想以上にシミが落ちにくい場合もあります。

私自身も、セスキや重曹を含む様々な家庭での対策を試みましたが、時間が経過したシミを完全に除去するのは困難でした。

シミ抜きに関しては、重要な衣服であれば、プロのクリーニング店に依頼することも一つの手段です。

プロの技術を活用して、大切な服を守ることをお勧めします。

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