「雑炊」や「お粥」は、お腹に優しく、また滑らかな食感で、お腹にもたまり、満足感が得られる食事です。
特にスタイルを気にしている時や冬の寒い時期に、外で温かいお粥や雑炊を食べたいと考える人も多いでしょう。
しかし、これらを持ち運ぶ際には、漏れたり傷んだりするのではないかという心配がつきものです。
こうした不安なく、雑炊をお弁当として楽しむ方法や、スープジャーを使用したお粥のアレンジレシピ、また保存時の注意点についてご紹介します。
明日からのお弁当に雑炊という選択肢、いかがでしょうか。
お弁当に雑炊を持っていきたい!持ち運ぶ方法
お弁当としての雑炊やお粥の持ち運びには、密閉性が高く、家庭に一般的な「タッパー容器」の利用を推奨します。
密閉性が確保されていれば、持ち運び中に中身がこぼれる心配も少なく、外部と振れないので心配が減ります。
さらに、電子レンジで使用できるタッパー容器を選べば、職場などにある電子レンジを利用して、食事の前に簡単に温め直し、温かい雑炊やお粥をその場で楽しむことができます。
雑炊弁当の持ち運びにおける水漏れ防止策
密閉機能を備えたタッパー容器を使用して慎重に持ち運ぶことで、お粥や雑炊を安心して持ち運ぶことが可能です。
さらに、漏れる可能性を極限まで下げたい場合は、タッパー容器をさらにプラスチック袋で包むという二重の対策が効果的です。
また、スープ専用の「スープジャー」もお粥や雑炊の持ち運びに適しており、漏れる心配がほとんどありません。
スープジャーを使って雑炊を持ち運ぶ方法
スープジャーは水漏れが少なく、最近では持ち運び中にお米とお湯で雑炊やお粥を作るレシピが人気です。
その作り方を簡単に解説しますね。
スープジャーに熱湯を入れて事前に温めておきます。これによりジャー内の温度が保たれ、お粥が傷みにくくなるのでしっかりとやりましょう。
お米約40gを研ぎ、時間があれば30分間水に浸しておきます。これにより、ふっくらとした食感のお粥ができあがります。
お米をスープジャーに入れ、300ccのお湯を注ぎ混ぜ、フタをして約3分間放置後、お米をかき混ぜます。
一度お湯を捨て、新たに300ccの熱湯を加えます。
再びフタをしてジャーを振り、中身を均一に混ぜます。
その後、約3時間放置するとお粥が完成!
スープジャーの保温機能を利用することで、新しいお粥の調理法が実現します。途中でジャーを振ることで、より一層均等に熱が行き渡ります。
スープジャーは「たまご粥」や「七草粥」、「きのこ粥」、「チーズリゾット」などのアレンジレシピにも対応可能です。
ただし、保温機能が高くても時間が経つにつれて温度が低下し、菌が増えるリスクがありますので、調理後は6時間以内に食べること、また食べ残しの再加熱は避けることが推奨されます。
お粥や雑炊の鮮度を保つ方法
これらの食品は、約20℃から50℃の範囲で菌が最も活発に繁殖するため、通常の温度下では比較的早く品質が劣化します。
具体的には、夏場では3~4時間、冬場では最大で一日で傷んでしまうことがあります(あくまで目安です)。
これを防ぐために次のような対策が有効です。
・お粥や雑炊をしっかり冷ましてから密閉容器と保冷剤で持ち運ぶ
・お粥や雑炊を小分けにして冷凍し、持ち運びやすくする
以下で簡単に解説しますね。
スープジャーで温度を保つ
スープジャーに先に熱湯を入れて温め、持ち運び時の温度低下を防ぐ方法です。
スープジャー用の保温カバーや、普通のマフラーで包んで持ち運ぶとさらに効果的です。
冷却して安全に持ち運ぶ
雑炊やお粥を十分に冷まし、菌の繁殖しにくい低温状態にしてから、密閉容器に入れて保冷剤と共に持ち運ぶ方法です。
冷凍お粥・雑炊の携帯方法
事前に雑炊やお粥を冷凍しておき、必要な分だけ持ち運ぶと便利です。
これらをタッパー容器に小分けして冷凍し、使用時には電子レンジで簡単に温めることができます。これにより、食品の鮮度が保たれ、水漏れの心配もありません。
実際、私も子供の離乳食をこの方法で準備し、必要な分だけ解凍して温めることで、いつでも食べやすい状態で提供できました。
お粥や雑炊も同様に効果的に保管・持ち運びが可能です。
まとめ
体型をを気にしている時や、冬の寒い時期に、温かいお粥や雑炊をお弁当に持って行きたくなることがありますね。
その際、水漏れや食べ物が傷むことが心配なので、しっかりと密閉できる「タッパー容器」や「スープジャー」の使用、または「小分けにして冷凍保存」する方法がお勧めです。
これらを活用して、ランチタイムをもっと楽しんでみてください。
さらに、スープジャーの保温機能を使ったお粥や雑炊、リゾットの調理に挑戦するのも良いでしょう。
お弁当を作った後、すぐに食べるわけにはいかない場合は、この記事の内容を参考にして準備してみてください。